キャリア共奏Labの濱野です。
最近、インプットの量を増やしている
ことも影響し、このブログで
本の紹介が続いています。
今日から何号かにわたり、以下の本を、
共有させて頂くとともに、
私がこれまで発信してきた、考え方、
実践方法等について関連づけて、
お話していきたいと思います。
「フロー体験とグッドビジネス」
M.チクセントミハイ 教授
世界思想社
本を共有する前に、
私がパートナー会員となっている
下記の協会について、触れておきたいと
思います。
プロティアン・キャリア協会
法政大学の田中研之輔(タナケン)先生が
提唱する
現代版プロティアン・キャリアという
理論(考え方)と実践手法を、
世の中に広めていこうという協会です。
田中先生の著書「プロティアン」で、
参照しているのが、
これから紹介する書籍であり、
そこに書かれているのが
「フロー状態」
です。
ビジネスシーンでスキルを身につけていると
感じられる業務で高度のチャレンジをすると、
フロー状態が生まれる。
フロー状態に入ると集中し、幸福を感じ、
前向きの感情が生まれる。
ビジネスプロダクティビティ、
つまり、ビジネスシーンでの様々な
問題から目を背けず、問題解決するために
行為を遂行する力を養うためには、
このフロー状態にはいることが
大変重要であると書かれていいます。
宗教っぽくなってきましたが、
まったくそんなことはないです。
ざっくり言うと、フロー状態とは、
今持っているスキルに対して、
チャレンジが少しだけ勝っている
状態と言えます。
このフロー状態は、
人が没頭、没入できる状態といえます。
これに対して、
スキルが高くなり、それにみあった
チャレンジができないと退屈になるし、
逆に、スキルに対してチャレンジが
勝りすぎていると、心配・不安になる。
そこで、この状態から再びスキルを高めると、
スキルに対して、チャレンジが少しだけ
勝り、フロー状態に入ります。
以下は、「フロー体験とグッドビジネス」からの
抜粋です。
—— 抜粋 —–
私は、行動するのをやめて
本を読みながらただ裏庭で
おとなしくしているというような
意味合いでは、引退するつもりはありません。
私の目的はこういうこと、つまり目標を
明確にして、それで仕事に
でかけていきたいと・・・・・・
そういったことです。
学びつづけること、私を成長させ、
意欲をかきたててくれる新しい体験をし続ける
ことは、私にとってほんとうに重要です。
新しいスキルを学ぶこと、
新しい体験をすることが好きなんです、
————————-
私が、キャリア共奏Labで発信してきた
テーマにも、
「成長している実感」を得るために、
「目標を明確にすること」そして、
それに向かって
「継続的な自己変革」
をすることを、
何度もとりあげています。
それは、まさに、このフロー状態を
継続するために何をすべきか?
と言い換えることができるかもしれません。
長くなりそうなので、次号に続きます。