今週、気になった記事を紹介します。


定年を前にして、仕事に求めるものは変わっていく
https://www.works-i.com/project/70s/values/detail005.html

リクルートワークスの記事です。
価値観の因子得点を、世代別にリサーチした
結果が掲載されています。

ずっと組織に依存したキャリアを
これまで歩んできた50代、60代は、全てマイナス。
少し寂しい気もします。

20代~40代で、組織に依存したキャリアでなく、
個人を中心としたキャリア、つまり
キャリア・オーナーシップをもつことが、
今後、ミドル・シニアが元気で働き続けるために、
キーとなることを、あらためて示唆しているように
思います。

もちろん、50代、60代のミドル・シニアが
もう手遅れというわけでは決してありません。
遅すぎるなんてない! 絶対に。

今から、組織に依存したキャリアを、
自らの手に取り戻し、
キャリアのオーナーシップをとりましょう。


その流れで、読んだ本です。
「おじさんよ、自分のキャリアを取り戻せ」

—– 抜粋 ——

コロナは、「テレワーク」「ニューノーマル」
といった働き方や暮らし方に対応できるかどうか
を通じて、「変化できる人」と
「変化できない人」を見分けるリトマス試験紙に
なりました。

日本企業で頑張れば頑張るほど、
「社内に特化した人材」になってしまう。
——————————-

前号でお話した、プロティアンキャリアに
関する内容が、
 「おじさんよ、自分のキャリアを取り戻せ」
という節に書かれています。

ぜひ、読んで欲しい一冊です。


さらに、その流れで調べていると、
以下の記事の対談が、とても参考になります。

上記の本の著者である
  相模女子大学大学院特任教授・白河桃子さん
     ×
プロティアン・キャリアを提唱する
  法政大学教授・田中研之輔さん

の対談が、以下に収録されています。
お時間があれば、ぜひ一読ください。

「働けないんじゃない!働かないんだ!」
職場のおじさん、どうする問題
https://diamond.jp/articles/-/264266

「働かないおじさん」の給料高すぎ問題は、
若手からはどう見えているのか?
https://diamond.jp/articles/-/264267


キャリア共奏Lab 濱野 崇
Email: hamano.takashi@career-kyoso.com