キャリア共奏Labの濱野です。
常に完璧であること、
常に高い完成度を目指すことは
非常に尊いことだと思います。
プロフェッショナルと言われるためには、
この姿勢は大切です。
でも、完璧を求めるあまり、
「100点からのマイナス思考」に
陥っているとしたら、
それは違うと思います。
「○○ができなかった。自分はダメだ」
「○○を言い忘れた。どうしよう」
劣等感と不安でいっぱいの言葉が
あなたの中で回り続けているとしたら
それは今すぐやめたほうが良いです。
そんな状態で、仕事が楽しい?
仕事に没頭できている?
完璧を求めず、完成度をあげることに
こだわらず、
いつも適当に仕事している人へ
この話をしたいわけではない。
あくまでも、完璧を求めすぎて、
マイナス思考に陥っている人へ伝えたいのです。
やっぱり
自分を一番大切にしなければいけないのは
自分自身なんです。
完璧を求めて全力を尽くした自分を
いたわってあげて欲しい。
どんなに一生懸命やったって、
時間は有限だし、できないことだってある。
100点とれていないことを責めるのではなく、
できなかったことを受け入れて、
これからどうリカバリーするのか?
そこに意識を集中して欲しいと思います。
例えば、
お客様に向けて提案書を作っていたけれど、
前日になって、お客様へのヒアリングが
不足していることに気付いた。
もう間に合わない。
じゃあどうするか?
例えば、完璧ではない提案書の
位置づけを変えてしまう。
「たたき台をお持ちしたました。
これを元にお客様の要望を詳しく
確認させてください」
と提案の場を、詳しいヒアリングの場に
変えてしまう。
これによって、次の提案を素晴らしいものに
できるかもしれない。
こまかして、その場をやりすごすアイデアを
考えて欲しいわけではなくて、
全力を尽くしてもできないのなら、
完璧にすることばかりに捉われず、
最善のリカバリーができないかに意識を向けて、
そして、
未来を切り拓くことも必要な時がある
ということです。
決して、完璧にできなかった、できていない
自分自身に刃を向けないことです。
受け入れるところから、突破口がみつかる
場合もあるということを知っておいて欲しいです。
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