【キャリア共奏 第0075号】
キャリア・カウンセラーの濱野です。
昨日は、以下の本からの一節を紹介しました。
「道を継ぐ」 佐藤友美さん
49歳で生涯を閉じた伝説の美容師、MINXの鈴木三枝子さんの
「人生」「生き方」を追いかけたノンフィクションの書籍
今日も続けます。
昨日紹介した、鈴木三枝子さんご自身の言葉の他に、
著者である佐藤友美さんの言葉にも、たいへん共感した一節がありました。
———-
ほんの少し手を抜いたところで、人にバレたりしない。
でも、手を抜いたことは、自分と鈴木さんにだけはバレている。
そう思って最後のひと頑張りをしてきた。
(佐藤友美さん)
———-
私の手帳にも、これを同じ価値観で書いた言葉が記されています。
———-
誰も見ていない、ひとりでいる時に、何をしているかで、自分の未来は変わる
———-
手を抜くことなんて、正直、とても簡単なことです。
でも、それで自分はいいの?
そう、自分に問うた時、そこで踏みとどまれるか否か、
ヒトが見ていないところでも、自分の信念、価値観に従って頑張れるか否か
つまり、他人に言われて何かをするのではなく、自分の信念、価値観レベルで今を生きられるかどうか?
自分を律することができるかどうか?
これが、この先の人生、キャリアを左右する大切な価値観なのだと思います。