キャリア・カウンセラーの濱野です。


目標設定の過程で、
 「ギャップの認識」
という検討を行いました。

具体的には、以下です。
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 現在  ←ー 心から望む未来のイメージ

 未来のイメージが達成できた
 そこにあなたが、立っているとして、
 現在のあたなを見たら、どう感じますか?
 どんな違い、ギャップがありますか?
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これをバックキャスティングといいます。

この検討は、目標設定の時だけでなく
それにむかう過程で、何度も行うことが
必要だと思っています。


目標を考えるのは、
 上位 → 中位 → 下位

目標達成の順番は、
 下位 → 中位 → 上位

と前号で書きました。


この時に、下位目標の達成を
意識しすぎると、近視眼的になり
下位目標の積み上げが、
上位目標、中位目標の達成につながらない
ことが起こり得ます。


例えば、「1000万円の売り上げ」
という中位目標に対して、
「1万円の商品を開発」
という下位目標を設定したとします。

この商品が、1000個以上売れる
ような商品であればハッピーですが、
どう考えたって100個作るのが
精一杯だろう、ということが起こり得ます。

そんなこと計算すればわかることだろう
と思うかもしれませんが、
下位目標の実現に一生懸命になれば
なるほど、考え続ければ続けるほど、
こういうことが得てして、起こります。


だから、バックキャスティング

 現在  ←ー 心から望む未来のイメージ

これをやって、下がった目線を上げることが
必要になってくるのです。

行動しても行動しても、まったく目標に
辿り着ける目途がたたない。
と感じる方は、是非一度、
立ち止まって、
バックキャスティングして、
下位目標の軌道修正の必要性について
考えてみてください。