【キャリア共奏 第0007号】

キャリア共奏Labの濱野です。

自分の行動基準・判断基準となる言葉・文章を、手帳や紙に書いて、何度も繰り返し読む習慣があります。

忙しい時には、録音しておいて電車などで移動しながら、音楽プレーヤーで聴くこともあります。

だから、その言葉は自分のなかに染み付いていて、何か行動する時、何かを判断する時、迷った時にその言葉にそった行動・判断をするように頭の回路が動くような、あるいは、躊躇する自分を後押しするような、そんな感覚があります。

言葉と違う矛盾した行動をとろうとすると、どこか違和感があるというか、なんとなく居心地が悪いというか。

例えば、昨日のブログに書いた「マイナスな言葉を口にしない」もそうですし、

「時間と約束を守る」
というシンプルな言葉は、お客様との約束の時間に余裕をもって到着する行動を促し、信用につながります。

「人の短を言うなかれ、己の長を説くなかれ」
という言葉は、何か自分を実際よりも大きくみせようとする、あるいは、自慢しようとする自分を抑えてくれているように思います。

「敗者とは最後にゴールした人ではなく、スタートラインに立たなかった人」
という言葉は、何か新しいことを始める時に躊躇する自分を奮い立たせ、一歩踏み出す勇気を与えてくれている、つまり行動を促してくれているように思います。

この他にも、数十の言葉を、日々、自分の中でまわしています。

習慣として触れているこれらの言葉が基準となり、結果としての自分の行動となって外に現れることで、人間としての一貫性を生み出しているように思います。

この人は、こういう人間なんだ。
この人は、こういう考え方をするんだ。
この人は、こういう行動が好きなんだ。

つまり、自分らしさは、いつも習慣的に触れている言葉、いつも脳内でまわしている言葉で作られていると、言えるのではないでしょうか