【キャリア共奏 第0008号】
キャリア共奏Labの濱野です。
今日の昼間に参加した打ち合せでの気付きを、共有させて頂きたいと思います。
アフターコロナ/ウィズコロナに向けた、業務改革に関する内容でした。
(キャリアカウンセリングとは別の、業務コンサルティングの仕事になります)
前回の打ち合わせで、改革に向けた課題リストが整理されており、今回はそれぞれの課題に対する具体的な施策について、意見交換を行いました。
これまでの打ち合わせでもその傾向はありましたが、今日の打ち合わせでは、特にその傾向が顕著に表れていました。
何かというと、「人それぞれ、発する言葉にクセがある」ということ。
そして、その影響が、間違いなく仕事の質にも反映されているということです。
もう少し具体的に説明します。
同じ課題について議論していても、
Aさんは、
「これ、けっこう難しいんだよね」から話が始まり、その後に続く言葉は「なぜできないか」。
できない理由を探し始め、結果として、参加の表情は暗く、思考停止で停滞します。
一方、Bさんは、
「これ、なんとかしようぜ」から話が始まり、その後に続く言葉は「どうやったらできるか」。
やるための方法を考え始め、結果として、参加者の表情は明るく、意見交換は活発になります。
結果としての打ち合わせのアウトプット(仕事の質)がどうなるかは、言うまでもありません。
このような言葉遣いは、その時だけであればまだ良いのですが、一事が万事なので、仕事や人生のあらゆるところに現れているはずです。
つまり、人が「いつもまわしている言葉」が「思考のクセ」を作りだし、それが、その人の「自分らしさ」を形作り、仕事の質、人生の質にまで影響を与えているということになるのだと思います。
この機会に、自分がいつもまわしている言葉に、注意深く耳を傾けて、言葉のクセを観察してみてはどうでしょうか?
そして、言葉の遣い方を変えてみることに、一緒に挑戦してみませんか?
例えば、一昨日の「マイナスな言葉を口にしない」と心掛けること、意識することも、その一つの方法なのだと思います。