【キャリア共奏 第0050号】

キャリア・カウンセラーの濱野です。

昨日から、キャリアコンサルティングの視点に、業務コンサルティングの視点も加えて、キャリアについて考えています。

まず、昨日のブログの主旨2点を、まとめたいと思います。

①日本の社会問題に対する企業の対応
「必ず訪れる未来=少子化・高齢化」に向けた働き方改革について、
企業の対応を加速させた原動力は、企業の意思(未来戦略)という前向きなものではなく、急激な外部環境の変化(パンデミック)への対応という後向きなものだった。

②激しい社会変化への個人の対応
企業と同様に個人においても、変化の激しい現代に必ず起きるであろう未来の変化に備えて、
新しいことに『自ら』チャレンジすれば、待っているのは前向きにコントロールできるキャリア。
何もせず現状を維持しようとするれば、待っているのは外部環境の変化に抗えない後向きのキャリア。 

今日も続けます。


デジタル化というキーワード、例えば、AI(人口知能、RPA等)、ロボット、IOTなどは、ニュースに取り上げられない日がないほどです。

これらによって、人間の仕事の定義が変わって、人間にしかできない付加価値の高い仕事へのシフトが求められる(すでに求められている)。

これも、『必ず起きるであろう未来の変化』です。

だから、何もせず現状を維持しようとすれば、待っているのは外部環境の変化に抗えない後向きのキャリアになります。


私は、評論をしたくて、評論家になりたくて、昨日からこのようなことを書いているわけでは、まったくないです。

自分自身が、そして、キャリア共奏Labに関わりをもった方々が、一人でも多く、
外部環境の変化に抗えなくなってから後向きのキャリアを選択するのではなく、
未来に向かって自分らしく生きる、前向きな、コントロールできるキャリアを実現して頂きたいと願っています。

だから、自己変革をテーマに掲げているし、小難しい話も、今回あえてしました。

これまでは、キャリアコンサルティングの視点だけで、ブログを書いてきましたが、

今回、もう一つの仕事である業務コンサルティングの視点で、「必ずで起きるであろう未来の変化」(外部環境の変化)をブログに書くことを試みて感じたことは、

このような情報発信も、もしかしたら、私に関わってくださった方と一緒に、キャリアを共奏する上で、価値のある情報発信となるのではないか、ということでした。


外部環境が変化してしまった後で「転機」を迎えた方とカウンセリングで、キャリアを共奏することと同じくらい

どのような外部環境の変化を想定しなければいけないのか、
そして、それに備えた自己変革を促すこと、そして共に自己変革を目指すこと(共奏すること)も、
ここキャリア共奏Labで提供できる価値(使命)ではないかと考えました。


今後も、時々「外部環境の変化」という小難しい話題をみなさんに共有しつつ、未来に向かって自分らしく生きるために、お互いが響き合いながら、キャリアを共奏できる場を提供できたらと思います。