【キャリア共奏 第0061号】

キャリア・カウンセラーの濱野です。


週末に調べものをしていた時に、以下の言葉に出会いました。

「夜道に日は暮れぬ」


imidas で、意味を調べたところ、以下の説明が書かれていました。

https://imidas.jp/proverb/detail/X-02-C-40-7-0003.html

■意味
すでに夜になったのだから、日が暮れる心配はない。遅くなりついでに、じっくり腰を落ち着けようというたとえ。

■使用例
「ちょっと夜食でも食べに行かないか。どうせみんな徹夜作業だろ」
「ぼく、残って少しでも早く仕事を終わらせます」
「夜道に日は暮れぬ。30分くらいなんだ。かえって気分転換になって、あとがはかどるよ」


このところ、なかなか自分の思い通りに、うまく事が運ばないことが多かったから、正直、少しあせる気持ちもわいていました。

人間は焦ると、イライラした感情にもなりやすく、

普段は何でもないことが気になったり、
普段は流せる言葉にイライラしたり、
時間のムダ、あるいは、もっと人の時間を考えてよ、なんて言ってみたくなったり

してしまいます。


この週末に突入する時には、正直、そんな気持ちでした。

でも、

「夜道に日は暮れぬ」

焦れば焦るほど、うまくいかなかったことも、まったく浮かばなかったアイデアも、

じっくり腰を落ち着けて考えれば、不思議と突破口が見いだせるものです。

というか、

このところかかっていた深い(不快)霧が、少しずつ晴れていくのを感じました。

そして、最近のイライラも自分が作り出していたものだと、気付けました。


ジタバタしても仕方ない時は、

「夜道に日は暮れぬ」

じっくり腰を落ち着けて、考え、行動していくことも、一つの解決策になりそうです。