【キャリア共奏 第0066号】
キャリア・カウンセラーの濱野です。
おそらく10年程度前に買った書籍「リッツカールトンで育まれたホスピタリティーノート」に書かれたいた内容の一部だと思います。
正確に書き写したものかは、わからないけれど、私の手帳には、それ以来ずっと、以下の言葉(文章)が書かれています。
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成長するために、何をしたらいいのかを考えて行動している人だけが、前には持っていなかった感性を身につけることができる。
そして誰が見てもわかる程度の大差がつくのは10年後。
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この言葉を目にするたびに、当時、リッツカールトンのサービスについて、とても興味を持っていたこと
そして、この言葉に感銘を受け、勇気付けられたことを思いだします。
器用ではない自分にとって、毎日、毎日、自己の成長を考えて、何をしたらいいかを考えて行動を続けていけば、10年後には、目に見えてわかる差が生まれるんだ。
まさに今が、その10年後。
この言葉通り、いや、この言葉以上に、この10年間の行動が、行動の集積としての仕事が、
「誰がみてもわかる程度の大差がついた」
そう、自信をもって言えます。
手帳に書いたことを実証(証明)できるまでに、10年という歳月はかかった。
それでも、
誰かのセミナーで聞いた話の受け売りではなく、
誰かが書いた本の受け売りではなく、
自分のリアルな経験、体験として、自分自身のオリジナルな言葉で、このことを語ることができるようになった。
自分自身の言葉で、語る資格を得たようにおもいます。
あの時、自分のキャリアを諦めていたら、自分のキャリアを投げ出していたら・・・
そう考えると、
10年という歳月の重み、歩み続けた道のり。
我ながら、遠くまで来たものだ と思います。
「成長するために、何をしたらいいのかを考えて行動し続けること」
これこそが、「キャリアを紡ぐ」 ということなのかもしれません。