キャリア・カウンセラーの濱野です。
昨日は、職務経歴の入力にトライしてみると、
最初は、書くネタ(材料)がないことに気付く。
これが、「自分自身のキャリアを見直したことのない状態」
でも、書けないという事実に気付けたことが、
キャリア見直しの次のステップにつながる。
というお話をしました。
ここから先、キャリアの見直しを具体的に進めていくためには、
まず時系列に、以下を書き出していくのが良いですね。
・どんな仕事、業務をやったか?
・どんな役割で?
・その仕事の成果は?
・あなたの貢献は?
・工夫したことは?
・得られたスキルは?
・書いてみた感想、気付きは?
時系列に書き出すだけでも、様々な気付きが得られます。
最初は、謙遜、思い込みが邪魔をして、
私には書くことがないと感じるかもしれません。
「こんなの、あたり前」
「こんなの誰でもできる」
・・・
でも、自分にはあたり前でも、他人からみたら
「すごいね」
ということがいくらでもあるものです。
だから、とにかく書き出してみる。
こうやって書きだしたものが、
「職務履歴を記入するためのネタ(材料)」
になります。
そして、
「キャリアを見直すための材料」
にもなります。
ここから先、ひとりで自己PRや職務履歴が書ければ、
進めていけば良いし、
ひとりでは進められないようであれば、
キャリア・カウンセラーと協働で、
振り返りをしたり、PRできる強みを探したりするのがお薦めです。
今週お伝えしてきたことの目的は、転職ではなく、キャリアの見直しでした。
「今の仕事は、やっぱり面白い!」
「今、働いている会社は、こんなに条件がいいんだ!」
そんな気付きが得られたのなら、そのまま働き続ければいいのです。
逆に、
「本当は、これがやりたかったのにできていない」
「もっと、自分の可能性を試してみたい、もっとスキルを活かしてみたい」
そんな気付きが得られたのなら、スキルアップに取り組んだり、
新しいことにチェレンジすればいいのです。
大切なのは、なんとなく流されるのではなく、
自分自身のキャリアの選択、人生の選択を、自分自身で行うことです。
この週末、キャリア見直しの一歩を踏み出してみませんか?